アラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社(LCC)、エアアラビア・アブダビは11月18日からアブダビとロシアの首都モスクワ(ドモジェドヴォ)を結ぶ直行便を週5往復で開設するとプレスリリースで発表しました。使用機材はエアバスA320型機です。
ロシアとUAEは10月に首脳会談を行ったばかり
エアアラビア・アブダビのプレスリリースには、ロシアによるウクライナ侵略が続いている最中にモスクワ線を開設する背景には触れられていませんが、ロシアとUAEは10月に首脳会談を行ったばかりです。エアアラビアグループのSNSアカウントには非難の声も寄せられています。
2020年7月に就航し、路線網を25都市まで拡大してきたエアアラビア・アブダビはモスクワ線の開設発表前に利用者数が100万人に到達しました。100万人目の利用者はジョージア・トビリシ行きの便に搭乗しており、アブダビ発の便1年間乗り放題の権利を手に入れました。
エアアラビアグループのネットワーク拡大は続く
エアアラビア・アブダビと親会社が同じのエアアラビア・エジプトは10月31日からエジプトのアレクサンドリアとサウジアラビアのメディナを結ぶ直行便を週2往復で開設します。エアアラビア・エジプトのサウジネットワークは10都市に拡大します。
エアアラビアグループのネットワーク拡大に関するニュースはまだあります。12月7日からはUAEのシャールジャとイタリアのベルガモを結ぶ直行便の運航を開始します。便数は週4往復です。ベルガモはイタリア第2の都市ミラノまで電車で1時間の距離に位置しています。
<参考元>airarabia
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