英国発、30度の傾斜付き定規と30以上のブランドの替芯が使えるボールペンがセットになった「Rulapen」の先行販売プロジェクトが3月26日まで、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で公開されています。
「30度」が姿勢改善と掴みやすさをもたらす
「Rulapen」の定規としての特長は、30度の傾斜により、目盛りの数字が読みやすく、作業中の姿勢改善につながるというのがまずあります。机の天板と並行ではない形状のメリットは他にもあります。地味かもしれませんが、掴みやすいです。
定規の目盛りの単位が気になる人がいるかもしれませんが、一方の面はセンチ、もう一方の面はインチ表記です。目盛りのミリ単位は読みにくいものですが、この定規は上段に奇数、下段に偶数の二段構えで読みにくさを解消しています。しかも数字は大きく、実用性は非常に高いです。
「30年」は使えそうな航空宇宙用アルミ合金製
ミニマリズムを感じさせる「Rulapen」のボールペン。使わない時は定規に収納できるようになっており、使う時は上端をクリックして取り出します。替芯は日本のPILOTやuniなど30以上のブランドに対応。愛用している替芯をそのまま使えるのはクリエーターにとって有り難いはず。
定規の端が0なのもクリエーターには魅力的であろう新感覚文房具の先行販売プロジェクトは目標金額の20倍超を調達しています。定規もボールペンも「30年使える」と宣伝されている航空宇宙用アルミ合金製で、この耐久性も支援獲得の追い風になったとみられます。
<参考元>Kickstarter
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