KLMオランダ航空は2023年夏ダイヤで世界165地点に乗り入れ、アジア路線を拡充し、新クラスの導入路線を増やします。KLMのそうした動きを、今夏のアムステルダム・スキポール空港にまつわる最新情報と合わせて詳しく紹介していきます。
フランス西部行きフライトも拡充
KLMは今夏、アジアの16地点に乗り入れ、アジア路線の便数を昨夏の2倍に増やします。日本路線はアムステルダム発着大阪線(仁川経由便)を週2往復、成田線(仁川経由便)を週3往復、成田線(直行便)を週2往復で運航します(成田直行便は9月から週5往復に増便)。
アジア路線と比較し、欧州路線の拡充は控えめです。アムステルダムとフランス西部のナントを結ぶ路線は直近の冬ダイヤから引き続き運航されます(便数は1日3往復)、アムステルダムと仏西部のレンヌを結ぶ路線は3月に1日1往復で開設されたばかりです。
北米路線では新クラスの導入も
KLMは今夏、北米の18地点に乗り入れます。アムステルダム=トロント線を週13往復に増便します。アムステルダム=ニューヨーク、ロサンゼルス、オースティン、トロント、カルガリー線では新クラス「プレミアム・コンフォート」(エコノミーとビジネスの中間クラス)での旅行が可能です。
KLMとは関係ありませんが、本拠を置くアムステルダム発着路線でいうと、英国の格安航空会社(LCC)イージージェットは今夏、ロンドン・サウスエンド線とギリシャのミコノス島線を開設します。さらに米国のLCCジェットブルーはなんとニューヨーク(JFK)線とボストン線の運航を開始します。
<参考元>news.klm.com
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