真夏に欲しくなる氷をどこでもあっと言う間に作れます。中国のアウトドア用電化製品メーカーながら、日米のクラウドファンディングサイトでの人気が高いFLEXTAILが今夏、ポータブル電動製氷機「EVO ICER」の先行販売プロジェクトを米「Kickstarter」で成立させました。
気になる重量は10kg以下、ハンドル付き
FLEXTAILが電動製氷機を開発したのは初めてとみられます。過去のクラファンで人気を博した同社製品と同様、持ち運びやすく(9.5kgでハンドル付き)、電源コードを必要としません(容量200Whのバッテリー内蔵)。キャンプ場、ビーチ、庭に比較的楽に持ち込むことができます。
「EVO ICER」の使い方は水を注ぎ、コントロールパネルでちゃちゃっと操作するという簡単なもの。本体内部の突起に巻き付くように作られる、少しユニークな形の角氷の取り出しもバスケットのトレーを引き出すだけ。氷満杯時・水不足時はパネルへのアイコン表示ですぐに気づけます。
クリーニングと排水はボタン一つで行える
製氷機としてのスペック、具体的には何分でどれだけ作れるかに注目すると、角氷を最短5分で12個も作れます。「先進的な急速冷却システムを搭載し、最善の熱消散構造を採用」と謳っていれば、従来のクーラーボックスに物足りなさを感じている人が欲しくなるのは自然な流れです。
USB-Cポートを備え、コードレスなら3時間使えて、バッテリー残量もパネルに表示される「EVO ICER」の先行販売プロジェクトは713人から33万ドル(約4560万円)超も調達。内部のセルフクリーニングと排水がボタン一つで行える点も多額の支援を集めた要因とみられます。
<参考元>Kickstarter
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