大富豪や皇族が愛用するロールスロイスには伝説がある。ある大富豪が砂漠で走行させていたところ悪条件もあり故障してしまった。サポートセンターに連絡してしばらくすると、ヘリコプターに新しいロールスロイスをくくりつけた男が登場 。新しい車と鍵を渡すとまたヘリコプターで去っていった。大富豪は無事に目的地に到着することができた。感動した大富豪は請求を待っていたがしばらく経っても請求が来なかった。不審に思い、礼を言うつもりでロールスロイスに連絡を入れた。すると担当者は「お客様、ロールスロイスは故障いたしません。」と告げたと言う。
真偽のほどは不明だが、そんな都市伝説がささやかれるほどの高いブランド力を誇っている。そのロールスロイスが2012年のジュネーブモーターショーで「ロールスロイス・ファントム・パート2(Rolls-Royce Phantoms)」を発表した。
世界初のフルLEDライトを採用。ダッシュボードにはモニターが装備されており、3Dナビが動作する。エンジンはV型12気筒ガソリンエンジンでATも8段階に変更。これにより燃費は10%向上。CO2排出量は388g/kmから347g/kmに改善した。
高級感を残しつつ新たな時代への対応を見せるロールスロイス・ファントム・パート2(Rolls-Royce Phantoms)。これからさらなる機能強化が図られることだろう。購入することが出来たら、あの都市伝説が本当なのか実際に砂漠を走ってみても良いだろう。絶対壊れないと言うロールスロイス、一度は運転してみたいものである。
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