3代目のカブトムシ「ザ・ビートル」登場!

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250万円詳細ページ

フォルクスワーゲンビートルと言えば、言わずと知れたドイツを代表する大衆車である。その歴史は古く初代フォルクスワーゲンは第2次世界大戦前の1938年に発表された。

1939年に第2次世界大戦が勃発すると、フォルクスワーゲン社自体が軍需車両の生産に切り替えたため大衆車たるフォルクスワーゲンの生産は途絶えてしまう。

その生産が復活するのは第2次世界大戦後。フォルクスワーゲン社の工場はソ連軍により接収されていたが、イギリス軍の管理下に置き換わった後1945年中にはフォルクスワーゲン(タイプ1)の生産が再開された。そのスタイルから「ビートル(カブトムシ)」の愛称で全世界に輸出され親しまれる事になり、大幅なモデルチェンジをする事もなく2003年にメキシコ工場での生産が終了するまで2152万台が世に送り出された。

2代目のフォルクスワーゲンは「ニュービートル」と呼ばれ、メキシコでタイプ1が生産されていた1998年に製造を開始。そのデザインは初代のビートルをモチーフとしており、日本仕様の車両も生産販売されていたが、2010年内に生産が終了している。

そして今年4月5日フォルクスワーゲンの日本法人は、3代目ビートルとして「ザ・ビートル(The Beetle)」の受注を4月20日から始めると発表した。

3代目ビートルは2代目と同じく初代のデザインを維持しているが、その性能は最新のテクノロジーで満たされている。エンジンには燃料を無駄なく使うための直噴技術と大きな力を生み出すターボの組み合わせにより、1.2リッター直列4気筒SOHCエンジンながら17.8kgmの最大トルクを発生し、105馬力のパワーを絞り出している。

トランスミッションは前進7段DSGオートマチックを採用しており燃費やCO2排出量を低減する事により国の基準値をクリア。国土交通省審査値の燃料消費率は17.6(km/L)を達成し、取得税や重量税が50パーセント軽減されるエコカー減税の対象ともなっている。

このザ・ビートル(The Beetle)の日本での販売価格は、諸費用を抜いた車両本体価格が250万円。納車は6月以降に行われる。フォルクスワーゲンのデザインに惹かれるエコ志向な方に是非オススメしたい車である。

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