一昔前なら一度書いたものは消すことができないと思われていたのに時代が進んだことによって消せるようになったものがある。パイロット社のフリクションボール等はその良い例だろう。今日紹介するのは何度でも印刷して使うことができるプリンターと印刷用紙である。
日本の企業が開発した「プリピート(Prepeat)」はインクを使用しないプリンター。熱を感知して印字されるプラスチック製の印刷用紙と組み合わせることにより無駄なインクカートリッジや使い捨ての用紙を必要とせず、コスト面でも環境面でも優しいオフィス環境が構築できる。
現時点ではプリンター本体が一台50万円、印刷用紙が一枚300円とかなり値が張る買い物となるが、こうした技術が広く普及すればそれだけ単価は下がっていくものであるので早くそうした動きが広まって欲しいものである。
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