帆を自動制御して進む船が登場する!

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資源の少ない日本は、食料を海外からの輸入に頼っている。その輸入手段は飛行機と船による輸入だが、90%は船によって輸入されている。つまり船が日本の命綱なのだ。その船のエネルギーもやはり石油。石油依存からの脱却は全世界が抱える課題。そんな現状を打破しようと東京大学を中心にヨットの帆を船に取り付け自動制御させることで船の推進力を高めようと言う「ウィンドチャレンジャー計画」が進行中だ。

ウィンドチャレンジャー計画の要となる「帆」の大きさは幅20Cm、高さ50m。 この帆をコンピュータが風向きを計算し、向きを自動で変化させ推進力を得ようと言うもの。これによりCO2削減・低炭素化の実現と燃料油使用量の半減させる。

もしこのウィンドチャレンジャー計画が実現すれば、日本の石油消費量を半減させることができる。さらにこの技術を海外に輸出すれば世界の石油依存を変えるきっかけにもなり、日本の技術力の高さを改めてアピールする事も出来る。

プロジェクトはまだ開発段階で、完成は2016年を予定している。日本の技術者たちがそのプライドをかけて挑むウィンドチャレンジャー計画。日本の威信がかかっているくらいのつもりで頑張ってほしい。ホっとしている暇はないぞ。

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