「荒野の七人」「大脱走」など数多くの映画に出演した往年の名優スティーブマックイーン。彼は大変な車好きで知られ、ドライビングテクニックもプロ級でした。映画「ブリット」でのカーチェースシーンではスタントマンを使わず全て自分で演じ、映画史に残る名シーンと言われたほどです。
スティーブ・マックイーンはカーマニアとしても知られ、車を複数所有していました。彼の愛車の一つが総生産台数350台程と希少価値の高い名車「275GTB/4」です。彼の所有する車は全てオークションで売られてしまいましたが、落札したオーナーは「GTB/4 NART Spyder」のようなオープンカーに改造してしまったのです。
しかし、そのオーナーも飽きてしまったのか、またも売りに出し新しいオーナーの手に渡ることになります。新しいオーナーは 275GTB/4を取り戻すべくフェラーリのレストア部門「フェラーリ・クラシケ」に修復を依頼しました。
現在フェラーリ・クラシケの熟練工達が総力を結集して275GTB/4を修復中です。 スティーブ・マックイーンが愛したあの美しい275GTB/4は復元されるでしょうか?続報を待ちたいと思います。
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