2012年ロンドンオリンピック会場では、なんとありえないことに「公衆無線LANと3Gハブの使用」が禁止されている。スマホやタブレットPC自体の持ち込みは許されているというのだから、ありえないという声が広がっている。
もちろん禁止する方にもそれなりの理由はある。勝手にワイヤレス電波を飛ばしまくられて、さまざまな競技に使われている計測機器などが誤作動を起したり、電波干渉により問題を起こしたりする可能性があるので排除しているというのだ。
違反者を取り締まるために、開催期間中は「frequency trackers(周波数追跡装置)」を手にwifi警察官が会場内をパトロールしている。その姿は仰々しいとしか言い様がないぐらいにド派手である。なんというか、ひと昔前のB級SF映画の登場人物みたいなね。
ただしネット接続自体を禁止しているわけでないので、オフィシャルスポンサーであるBritish Telecom(ブリティッシュ・テレコム)の有料wifiは利用可能。これはこれで、どうなんでしょうね。
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