名前だけを耳にしたイメージと実物にギャップを感じるかもしれないアイテムが、米国・TruAudioから発売中の『aFrame Speakers』だ。高音用・低音用のスピーカーがそれぞれ組み込まれているとはいえ、その外見は洒落た部屋に飾っている絵画。目だけでなく耳にとっても刺激的な“作品”はBluetooth対応。iPodやPCに入っている音楽を流すことができるので、普通にスピーカーとしても使える上に、絵にぴったりの曲を流してもいい。
木製の額縁に入れる絵はaFrameのギャラリーから自由に選ぶことができる。建築、風景、地図、季節の絵から、本格的な油絵、モノクロ、抽象画まで用意されており、なかなかのバリエーションが揃っている。もし好みがなければ、家族写真でも旅行先で撮ったアフリカの風景でも「これをスピーカーにして欲しい」というリクエストを送ることが可能。こだわりは環境にやさしいインクを使用していることからも伝わってくる。
「視覚も聴覚も満たしたい」という欲張りな人にはぴったりの『aFrame Speakers』。価格は649ドル(約5万1000円)からの設定になっている。ちょっとお高めに感じるかもしれないが、それでもローリングストーンズをバックにしたピカソといったような楽しみ方ができる。これまでにはなかったような。あなた好みの音楽を流しながら、新しい芸術を楽しめるのなら、購入するのは悪くないはずだ。
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