エコカーという言葉がすっかり浸透している昨今だが、これこそ最強のエコカーで間違いない。エネルギーはガソリンでも電気でもなく、なんと空気で動く自動車だ。その名は『AirPod』。ルクセンブルクのMDIが構想を温めている乗り物だ。
近未来の自動車と言うべきだろうか。車輪の数は三個、丸みを帯びている独特のシルエットだ。大人3人、子供1人を搭載できるエコカーの座席配置も一風変わっていて、それぞれが背を向けるように設計されている。コンパクトなつくりを意識しつつ、荷物を置けるスペースも確保されている。
既に発表されているモデルは各国の交通ルールとの兼ね合いもあり、走っている姿を見かける段階ではない。とはいえMDIはインドのタタ・モーターズと共同で空気エンジン技術を実用化することを発表している。欧州でも米国でも日本でもない場所からとんでもない車が生まれそうな予感。
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