CEATEC JAPAN 2012で日産自動車が「自動運転機能」を搭載した車「NSC-2015」を公開し大きな話題となっています。以前ギガメンでは「パークフォーユー」と言う欧州が開発した自動駐車システムを紹介しましたが、日本の技術を結集したNSC-2015はパークフォーユーも凌ぐであろう精密なシステムです。
「リーフ」に次世代IT技術と自動運転技術を搭載させたコンセプトカーで、周辺の環境を認識する技術と車載カメラ、4Gモバイル通信で自動運転を行います。予めスマートフォンで目的地を設定しておくだけで、目的地に自ら到着します。
目的地に到着後の車庫入れも、スマートフォンで駐車場の位置を設定するだけ。自動的に設定された駐車場に車庫入れを始めます。スマートフォンさえあれば、あなたが運転する必要がなくなるのです。また、スマートフォンで指示をすると、駐車場から自動で出てあなたの元へも迎えに来ます。
夢の技術が搭載されたNSC-2015は、かつてテレビで観た「ナイトライダー」の「ナイト2000」のよう。自動運転は人間の運転より安全で、悲惨な事故も激減する事でしょう。また運転はしたいけれど車庫入れは苦手と言うあなたも、車庫入れだけ自動運転機能を使用すれば駐車場での事故を撲滅できます。
夢の技術NSC-2015は2015年の本格導入を目指し開発中です。導入されれば、世界を「アっ」と言わせる事でしょう。世界の恋人になる事は間違いありません。
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