『ブラック&ホワイトカメラ(Black & White Camera)』は使い方次第で興味深い写真を撮影することができる。二台のカメラを一台にまとめる発想はこれが初めてではないだろうが、注目を集めそうなコンセプトではある。2012 iF Design Talentsにエントリー中だ。
私はあいにくガラケーしか持ち合わせていないが、ブラック&ホワイトカメラ(Black & White Camera)は使ってみたい。例えばサッカー場で観戦する時に、ゴールを決めた選手の表情を一方のレンズで確認し、もう一方のレンズでは敵チームの選手の表情を捉えることも可能になる。
もう一つ例を出すと、(時期外れだが)卒業式のクライマックスのシーンにも使ってみてもいい。一方のレンズに号泣している教師、もう一方のレンズにあくびをする生徒を捉えれば、なんとも言えない気持ちになるだろう。
あまりにニッチな需要かもしれないが、つまりはそれぞれの使い方があるということ。ブラック&ホワイトカメラ(Black & White Camera)を使用することで、本来は見えない空間を炙り出す、なんてこともできるか。
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