もし目が不自由だとしても、服のサイズを“点字タグ”で認識できる

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あなたは「ユニヴァーサルデザイン」という言葉を聞いたことがあるだろうか。国際ユニヴァーサルデザイン協議会HPによれば、その定義は「できる限り多くの人々に利用可能なように最初から意図して、機器、建築、身の回りの生活空間などをデザインすること」。

私が通っていた大学はつい最近、正門付近の改装工事を経て、スロープや手すりを設置し、地面のアスファルト化も実現した。身体に障害を抱えている人を意識したつくりに変えた一連の工事はユニヴァーサルデザインの一例だろう。

今回紹介する『ブライユ・ラベル(Braille Label)』もそう。服のタグに浮き彫りで点字が記されてある。実際に点字を見かける機会はあるが、服のタグまではどうだろう。それでも想像してみれば必要なものだ。もし自分の目が不自由だとしたら。一人でショッピングに出かけても、手触りだけで服のサイズは分かりづらいに違いない。

また『ブライユ・ラベル(Braille Label)』には簡単な洗い方などの情報も記載してある。数多くの人々が利用できるようにという配慮だろう。ユニヴァーサルデザインの精神そのままに。

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