電気が無くたっていいじゃない　薪でお風呂を沸かしたって

九州の、とある田舎町に、私の祖母の家があります。しばらく帰っていないので、今はどうか分かりませんが、コンビニすら見かけることがない町です。田畑で米や野菜を収穫し、薪でお風呂を沸かしていました。温度の調整が難しかったのが、強く印象に残っています。

今回紹介する『ダッチタブ(Dutchtub)』も薪を燃やして湯を沸かします。日本の田舎とは違い、「電気のない暮らしへの回帰」というニュアンスが強いかもしれません。大人4人が同時に入れるほどのダッチタブ(Dutchtub)は、移動式になっているので、アウトドアで使用することも可能です。薪を燃やしている上に網を置けば、ちょっとしたバーベキューも楽しめます。

昔は田舎が好きになれなかった私。便利で華やかなモノに惹かれたからでしょうか。勢い余って上京したこともあるくらいです。それでも今はのんびり湯船に浸かりながら、燃えている炎をただ眺めていたいと思うことも。おばあちゃん、帰れる時間がつくれたら、帰りますね。