さすが21世紀。アラジンの空飛ぶ絨毯が羨ましくて指をくわえていた筆者にもいよいよ空を飛ぶチャンスが来たようだ!・・・と、ここで我に返る。そんな飛行願望が本当に叶うのは、何世紀になることやら。
本当に飛べるようになる日まで、もう少しかかりそうだ。この「フライング・カーペットテーブル(Flying Carpet Coffee Table)」でコーヒーでも飲みながら待とうと思う。
フライング・カーペットテーブル(Flying Carpet Coffee Table)を製作したデザイン会社というのは「重力」をテーマにする事を得意としており、今回はカーペットに影をつけてセンスの良い遊び心を見せた。古代ペルシャ絨毯の柄を元にピクセル表現された絨毯は、ともすればモダンな印象も与える。
千夜に渡ってシャフリヤール王に話を聞かせたシェヘラザードがこの絨毯を見たら、また一話増えたわ、とほくそ笑む事だろう。
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