若者の自動車離れがおきて、移動手段は公共機関を利用する人が増加した。さらに、昨今のエコブームによって、よりクリーンな移動手段へと替わっていった。自転車だ。すでに物心ついたときから乗っている自転車は、お馴染みすぎて何を今さら申し上げる必要があるか、と思われるかもしれない。しかし、今みんなが乗っている自転車は、一昔前の、どれも同じ感じの無個性だったものとは、ずいぶん違っている。マウンテンバイクは超定番。ロードバイクや人気のピスト(要ブレーキ設置)、リカンベントなんていう代物だって珍しくない。自転車は、自動車と違って少し頑張れば、かなりの高級車が買えてしまうという点も、魅力のひとつなのだろう。手頃な値段で、自分だけのとっておきの1台が持てる。このことが、いままでの自転車との距離を、よりずっと身近なものした。自転車はただの移動手段なんかではなくて、自分にとって大切なパートナー、そう、『愛車』なのだ。
そんなカッコイイ自転車の増加とともに、オーナーを悩ませる問題も増加してきた……..盗難だ。
まさかとは思うが、そんなイカシタバイクに、小さな鍵しか付けていないという人はいないだろう。一般的にはチェーンロックが多いのではないだろうか。信頼のおける強度を誇り、適度な長さを持つ。だから、街では電柱やガードレールにくくりつけて、ガッチリ駐輪できる。おかげで、何ものにも替えがたい「安心」を享受できる。しかし、この安心を得るためには、それらを自転車と一緒に、どうにかして持ち運ばなくてはならない。堅牢なチェーンロックになるほど、本体の重量がそれなりになる。じつは、この部分が厄介だったりするのだ。バッグに入れれば重心が安定しないし、愛車に巻き付ければ傷がつく。快適とは裏腹の思わぬ障害。さて、どうしたものか。
そこで強力にお薦めしたいのが、「ヒップロック」。これは、本品をベルトのようにして持ち運ぶことが出来るという、チェーンロックだ。太さ8mmの鎖の本品が優秀なのは、説明の必要がない(強度検査証明済み)。何より、カラダに巻き付けて運べると言うことがありがたい。これなら、運転中に生じる軸のブレを心配しなくていい。思う存分にパートナーとのランデブーを楽しむことが出来る。ヒップロックの価格は9,000円ほど。すこし高価に感じてしまうかもしれないが、これで相棒を危険から遠ざけてくれるのであれば、安いとは思わないだろうか。