リサイクル材を利用して作ったツリーハウス

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国民的テレビドラマ「北の国から」の主人公黒板五郎は家作りの名人でした。1981年のテレビドラマシリーズでは息子の純、娘の蛍と力を合わせ麓郷の森に「丸太小屋」を建造します。丸太小屋建造の感動が人気を呼んだと言っても過言ではありません。

しかし純の不注意で丸太小屋は火事で燃えてしまいました。五郎は再度丸太小屋を建造する為に木材を集めていましたが、純がタマコを妊娠させてしまい集めた木材を全て売り、金に換えてしまいます。それでも五郎は諦めず、石だけで家を建ててみせました。石の家を建てたことに純は感動し、東京を離れることを決意します。

そして北の国からシリーズ最終作「遺言」で五郎が建てたのが「拾ってきた家」です。廃材やリサイクル材を組み合わせて建てた家で、大量廃棄社会への警鐘の意味が込められており、テレビシリーズが終わった現在も実際に拾ってきた家を見ることができます。

そんな五郎の拾ってきた家に触発されたかどうかはわかりませんがこの「リサイクル材を使用したツリーハウス(Tree House Built With Recycled Materials)」はフランス版「拾ってきた家」なのです。デザインしたのはJean Paul LespagnardさんとEthan Hayes-Chuteさん。木材や骨董品などをかき集めてオシャレで雰囲気のあるツリーハウスを完成させました。

大量廃棄社会への警笛、そしてオシャレに住み易く。このコンセプトは黒板五郎もJean Paul LespagnardさんとEthan Hayes-Chuteさんも想いは一緒です。リサイクル材を使用したツリーハウス(Tree House Built With Recycled Materials)に住んで大量廃棄社会から離れたいですね。

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