世の中には残念ながら未解決事件と言うものが存在する。人間が作り上げた社会と言うものは、「秩序」で成り立っている。日本は法治国家であり秩序を法律という形で守っているのだ。法律を犯した者は必ず処罰されねばならないのである。犯罪を犯しての逃走は絶対に許されないのだ。
しかし、犯罪者は処罰から逃れようとする。そのようなことを許していては「秩序」を守る事が出来ない。厳しい取り締まりが必要だ。そこで犯罪防止用品を製造・販売するSelectaDNA Forensic Codingが考案したのが「SelectaDNA High Velocity DNA Tagging System (SelectaDNA・ハイベロシティ・DNA・タグシステム)」。殺傷能力のないDNA製の弾丸を犯人に打ちこむ事で相手の体にマーキングを施し、仮に逃走したとしたとしても後から追跡が可能となる技術だ。
マーキングしてもすぐ落ちてしまうのではないかと私は思ったが、SelectaDNA High Velocity DNA Tagging Systemは犯罪者の皮膚にマーキングされるとの事で、文字通り「動かぬ証拠」となるのだ。遠山の金さんの肩に描かれた遠山桜のようなものである。
ちなみに、マーキング効果は2週間との事だ。2週間経っても犯人を見つけられなかったら?と言うのはこれからの検討課題だそうだ。
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