マクラーレンが送るハイブリッドスーパーカー「P1」

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マクラーレンと言えば誰もがフォーミュラー1のチームを思い浮かべる事だろう。特に日本でF1ブームが巻き起こった時代、古館伊知郎のオーバーな実況と今宮純さんの冷静な解説、そして川井ちゃんの何とも独特な声でゴールデンタイムでの中継も珍しくなかった。そんな中、常にトップに立っていたのがアイルトン・セナが乗るマクラーレン・ホンダであった。

F1では実績のあるマクラーレンだが、市販のスーパーカーに関しては比較的歴史が浅い。マクラーレンが初めてスーパーカーを販売したのは1993年の事であった。Mrビーンの愛車としても知られる「マクラーレンF1」である。そして20年後の2013年、マクラーレンは「Mclaren P1 (マクラーレンP1)」で環境面を考慮した「ハイブリッド・スーパーカー」の世界に足を踏み入れる。

Mclaren P1 (マクラーレンP1)はジュネーブモーターショーで公開され、あのロン・デニスが発表会に参加しその出来をアピールした。最大の特徴はハイブリッドシステムだ。V型8気筒ツイン・ターボ・エンジンと電気モーターを組み合わせ、最大トルク91.8kgm、CO2排出量は200g/km以下まで抑える事に成功。0-100km/h加速は3秒以下、最高速度は350km/hとガソリンエンジン車と何ら変わりない性能を持つ。

さらにインスタント・パワー・アシスト・システム、ドラッグ・リダクション・システムなどF1コンストラクターが持つノウハウがふんだんに取り入れられた。

Mrビーンも首を長くして発売を待っているであろうMclaren P1 (マクラーレンP1)の今後に注目だ。

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