世界5大モーターショーの1つで、毎年3月にスイスのジュネーブで開催されている「Geneva Motor Show (ジュネーブモーターショー)」。元来スーパーカーの出展が目立つが、今年は特にその傾向が顕著であった。各社がニュースーパーカーを引っ提げ臨んだのだ。
数多く出展されたスーパーカーの中でも一際輝いていたのは、フェラーリの「LaFerrari (ラ・フェラーリ)」だ。フェラーリ初となるハイブリッドモデルであるLaFerrari (ラ・フェラーリ)は世界のカーマニアの注目を集めた。フェラーリのライバルであるランボルギーニは創立50周年記念車「ヴェネーノ」で勝負に出た。先進的なデザインはフェラーリに勝るとも劣らない出来であった。
ヨーロッパ勢に対抗するアメリカは、「Chevrolet Corvette Convertible (シボレーコルベット・コンバーチブル)」を発表。
そして我が国日本はトヨタが86のオープンカーモデル「FT-86 Open Concept (FT-86 オープンコンセプト)。
三菱自動車が新世代ハイブリットカー「GR-HEV」と「CA-MiEV」を発表した。スポーツカーの世界で欧州勢に遅れ気味の日本は、性能で勝負している。
庶民には縁遠い感じもあるGeneva Motor Showだが、スーパーカーの競演はまさに壮観。各社は来年を目指しスーパーカーの開発競争に入る。
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