シボレー・ボルトが全米の環境を変える

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以前紹介したシボレー・ボルトだが、GM(ゼネラルモーターズ)が発表した電気自動車である。そのGMが自動車燃料供給の新しい形・展望の「A New Driving Perspective (ニュー・ドライビング・パースペクティブ)」を紹介している。皆さんが疑問に思ったのは充電インフラではないだろうか。アメリカでも日本でも現在は充電ステーションを普及させている段階。充電ステーションがなくて止まってしまうのでは・・・と危惧された方も多いのでは。

ボルトの場合、航続距離延長(エクステンデッド・レンジ)機能を持っている。充電率が低くなると、ガソリン使用に切り替えるジェネレータが稼働するのだ。アリゾナ州のローラ・ウイング氏は、「ガソリン使用をしたことはないが、航続距離延長があると安心である」と語っている。また「ガソリンよりも電機は安価であるため、経済的である」とも語っている。

日本人から見るとアメリカは車の環境破壊問題に対しての取り組みに関心がないように思えていた。実際1997年の温室効果ガス削減の数値目標を定めた京都議定書の締結に、アメリカは離脱している。
シボレーボルトの出現により、アメリカ人も自動車の新しい駆動の形を考え始めたのである。アメリカ自身もこの提言にシビレまくりだろう。ボルトに限らず全世界で環境と車に対する取り組みが本格化し、自動車業界の競争はガソリンを使わず環境に優しい車を製造するという事がテーマになりそうだ。

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