世界に溢れる「Made in China」の文字。アメリカではChina Freeと言う言葉もあるように、中国製品は賛否両論あるのは事実である。その賛否両論の中国製品の中でも大激論を巻き起こしそうな「中国産スーパーカー」が「Vulcano (ボルケーノ)」である。
VulcanoはフェラーリF1マシンなどのエンジンの設計経験があるクラウディオ・ロンバルディ氏が全面プロデュース。さらにボディのデザインは日産やジャガーに所属経験のあるサミュエル・シュファート氏担当した。実績あるデザイナーを集めたのは中国のメーカーIcona社。中国産のスーパーカー製造の夢を見事に実現させたのだ。
Vulcanoに搭載されるエンジンはV12エンジンで、最高出力は750psとなっている。ここに電気モーターが加わり、出力は950psまで高められている。その結果最高速度は350km/h、0-200km/hまでわずか10秒で到達する。「ボルケーノ」とはイタリア語で「火山」と言う意味である。中国から生まれたスーパーカーと言う真っ赤な火山が世界を駆け巡る事はあるのだろうか。
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