独BMWのフラッグシップである「7シリーズ」に数量限定モデルが登場した。この「BMW 7シリーズ V12 ビ・ターボ (BMW 7 Series V12 Bi-Turbo)」という長ったらしい名前のクルマは世界中で52台という中途半端な台数しか生産されない特別限定車です。何が特別かというと、ベースとなる7シリーズの3.0L・6気筒エンジンに変えて、V型12気筒6.Lエンジンを搭載。さらにツインターボ(これをBiターボといいます)を架装、400kw(544PS)を発生します。
室内に目を移すと、1200w/16スピーカーのバング&オルフセン製ヒ・エンド・サラウンド・サウンド・システムがLEDランプを躍らせています。さらに、専用コントラスト・ステッチ付エクスクルーシブ・ナッパ・レザー・シートという・・・すごいシートが付いてるみたいです。ヘッドレストに赤く「V12」って入ってるのがすごいセンス。
これだけではBMW 7シリーズ V12 ビ・ターボは名乗りません。21インチホイールフロント/リア/サイドにエアロパーツも当然装着されますが、パッと見わからないくらい主張していません。この辺が安物のなんちゃってスポーツタイプと違う、気品が感じられますが、逆に不気味でもあります。
このBMW 7シリーズ V12 ビ・ターボは22,200,000円だそうで、8月末まで受け付けるそうです。
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