教科書読みました!と言う嘘が通じない教科書

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教科書ほど読む事が面倒臭い物はありません。宿題で「教科書のこの部分を読むように」と言われても、全く読む気が起きません。教科書を読むという宿題を出した教師も、実際に読んだか読まなかったはわかりません。結局テストをしてみて、宿題をきちんとやっていたかがわかる状態でした。頭の良い人は、教科書を読まなくてもテストで良い点を取ってしまいますから、何となく不公平な感じもします。

そんな不正に立ち向かうべく、アメリカの教科書販売メーカーCourseSmart社が、生徒が教科書を読んだか否かを判断できるシステム「デジタル教科書システム」を発表しています。

デジタル教科書システムはデジタル教科書を読むごとに「エンゲージメント指数」と言う指数を専用アプリに送信。このエンゲージメント指数を管理する事で、教師は自分の生徒が教科書を本当に読んだか、どこまで読んだかを把握する事ができるのです。もし、生徒が読んでいないとわかれば、「いつ読むの?今(以下略)」と怒る事ができるのです。

教科書を読んだからといってテストが出来るわけではありませんし、読んでいてもテストで低い点数の場合もあります。しかし生徒の取り組みを見ると言う意味では、デジタル教科書システムは使えるかもしれません。

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