古くは「巨人の星」の大リーグボール1号から、「ダイヤモンドスター」のルイ・ヴィトン投げまで、野球漫画の世界ではありえない変化球が普通にある。ピッチャーの投げたボールが90度曲がるなんて当たり前だ。それが現実になったら面白いだろうなあ、と思っていたところに、この「Blitzball (ブリッツボール)」を見つけた。
Blitzball (ブリッツボール)はプラスチック製の裏庭野球用のボールだ。重さはカロリーメイト1本半くらい(約28g)。ピンポン玉は2.7gなので、それよりはちゃんとした手応えがある。よく見ると、Blitzball (ブリッツボール)は六角形を組み合わせた多面体になっている。このおかげで、少し回転をかけて投げるだけで、漫画なみのドエライ変化球が現実になるのだ。アメリカ製で、現在、特許申請中らしい。原材料のプラスチックポリマーは最高品質のものなので、耐久性もありそうだ。
裏庭野球ファンの方もピンポン野球ファンの方も、ありえない魔球対決を、1度くらい実体験してみない?
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