ケータハムは、モータースポーツの祭典「グッドウッドフェスティバル・オブ・スピード」において、ニューモデル「Caterham Seven 620 R (ケータハムセブン 620 R)」を公開すると発表した。ケータハムの創設者であるグラハム・ニアーンがロータスから製造権を買い取った「セブン」の生産を始めたのは、今から40年ほど前のこと。ケータハムはこの軽量スポーツカーをシリーズ最速・最強のモデルを造り上げた。それがSeven 620 Rだ。
40年以上ほとんど変わっていないように見えるデザインの下には、1,999ccのフォードエンジンを搭載。これは日本でも知られている「フォーカス」にも使用されるの市販車用エンジンだが、スーパーチャージャーを装着して最高出力315ps/を発揮。0-100までの加速は2.8秒を切るという。そして、 コクピットに装備されたフルバケット・シートやインパネはカーボンファイバー製。MOMOのステアリング・ホイールはF-1のように着脱可能なクイック・リリース式だ。6速シーケンシャルを採用。もちろんLSDを標準装備する。ケータハムのCEOによると、「見た目よりも乗りやすいはずです」とのこと。
F-1じゃ超がつくほど遅いけど、公道では超がつくほど速そうなCaterham Seven 620 R (ケータハムセブン 620 R)。価格は750万円とのことで、予約の受付は始まっている。
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