オートバイとマウンテンバイクが合体したマシン「モトペッド(Motoped)」。50ccバイクをベースにしつつ、自転車として使用することもできます。独創的なアイデアではありますが、業界歴20年のベテランであるカム・ウッズさんの個人事業ということで、大量生産は厳しい現状にあります。そこでクラウドファンディングサイトの米国キックスターターにて、支援・発注を呼び掛けています。
注意すべきは、このたび販売を目指すのは部品のセットであり、オリジナルバイクそのものではない点。特製のフレーム、スイングアーム、リアハブ、ジャックシャフト、排気装置のキットが送られるのみで、残りの部品は自分で調達しなければなりません。日曜大工感覚でオートバイとマウンテンバイクが合体したマシンを組み立てる。決して簡単ではないですが、難し過ぎることもないようです。
モトペッド(Motoped)の軽快な走行を紹介する動画では、自転車モードで一般道を走る姿はもちろん、バイクモードで荒れたオフロードを疾走する様子も。ただバイクモードに関しては国・州の法律が絡んでくることも忘れずに。米国の州によっては、50cc以下のバイクは免許が不要のケースもあるそうです。
オートバイとマウンテンバイクが合体したモトペッド(Motoped)は、状況に応じてガソリンエンジンか足漕ぎかを選べることから、ガソリン代の節約や二酸化炭素排出量の削減というメリットもあります。キックスターターでの支援目標額は25万ドル。締め切りは9月6日。970ドルの支援と引き換えに組み立てセットを入手できます。
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