私事ではあるのだけれど、今更ながら見た映画『風立ちぬ』の主人公・堀越二郎さんがすてきすぎてベタ惚れだ。以前から『となりのトトロ』のメイとさつきのお父さんが理想だったけれど、今回一気に追い抜いてしまったのではないだろうか。
という私情はどちらでも良いが、女性はジブリ系男子が大好きなのだ。逆にジブリ系女子も男性の理想だということもあるけれど、今回は女性目線でジブリ男子分析を。
ジブリはジブリでも各ストーリーによってキャラクターも十人十色。けれど彼らには共通項があり、それが女性の心を刺激するというのが実のところ。彼らは全員、真っ直ぐである。好きな女性、好きな仕事、興味のあることに対して非常に真っ直ぐ。
まじめな性格だからこそその真っ直ぐさが現れるのだろうけれど、気持ちが屈曲していないからこそ相手に気持ちがスッと伝わり誤解を招かない。そしてもちろんのこと優しい。
父親のような大きな包容力を時折見せる。辛いときは大きく包み、困っているときは大きく後押しする。やはり女性という生きものは、男性に「大きさ」を求めてしまっているようだ。
ジブリ系男子がモテる!?
それと、時に強引な積極的な彼らの行動力にも魅力を感じる。自分の利益も考えず、自分を犠牲にしてまでも彼女の笑顔を守ろうとするその行動には惹かれない女性はいないのではないだろうか。
しかし、いちばん大事なのは「ナチュラル発信」でなければいけないということ。彼女の前だけ、その場だけでの作り込みで実践しているというのはけっこう相手にバレバレなもの。
普段から慣れた雰囲気でさらりとこなす男性がモテるのだ。日頃から周囲に対し誠意を持った接し方をしていれば案外簡単にジブリ系男子になれるのかもしれない。
そうは言っても長年培ってきたこの性格、ちょっとやそっとじゃ変えられないというのも実際問題。
今や草食系男子が多い御時世、ジブリ系男子はもしかしたら少ないうえに、それは時代の流れ的に仕方のないことなのかも知れないけれど、案外本気で好きになった女には過去に例がないくらい、こんなこともできちゃうものだったりもするんだよね。