媚薬としてのウォッカ、幼き日々の郷愁をさそるキャンディフレーバー

2066

無味無臭を信条とするが故、先に紹介しました「スモークサーモン風味のウォッカ」を始め、新たにスピリッツを蒸留、販路を開拓していこうという若さあふれるメーカーにとっては、果てしない試行錯誤のうえ、旗艦商品を確立するための努力が日々続けられます。

今回ご紹介するのは、ウォッカにオレンジとバニラ、2種類のフレーバーを加えた「ハードラックキャンディウォッカ (Hard Luck Candy Vodla)」。米ミシガン州産です。サイトでは早くも自社製品を用いたカクテルレシピを公開中。
たとえば「スパークリング・レモン・ドロップ」は、ハードラックキャンディウォッカ・レモン味3オンスにレモネードを3オンス、ライムソーダを3オンスを加えて攪拌するといった手順。 「オレンジクリーム」はハードラックキャンディウォッカ・オレンジ味3オンスにクラブソーダ4オンス、生クリームを2オンス加えるといったもの。

そうね、かつてドイツのアイスヴァインは媚薬として用いられました。それを考えればお手頃な価格での媚薬、と呼べるかもしれません。手っ取り早いキャンディフレーバーの甘い媚薬。しかしながら私は逆に興味津々。あなたがこのウォッカを用いたシチュ、よろしかったらぜひお聞かせ願えません?

この記事をシェア
0 0
記事のタグ