英国の自動車メーカー、ジャガーのスポーツカーといえば、1961年に登場した「ジャガーEタイプ (Jaguar E-Type)」だ。他にけっして真似の出来ないゴージャスなスポーツカーと言える。だからジャガーがEタイプのデザインを少し変更して、現代のテクノロジーを盛り込んだリメイク版の新型を作っても良かった。。しかし、安易な道を取らなった。「ジャガーFタイプ (Jaguar F-Type)」を注意深く見てみれば、Eタイプとの類似点もあるが、まったくの別物だ。
ジャガーのデザインディレクターのイアン・カラム氏によると、「オープンカーをインパクトのあるデザインにするのが難しく、基本的な形状は、直線があって、そこに穴が開いているだけですから」という。そのジャガーFタイプのデザインは昔ながらの長いボンネットと短いリア・デッキというプロポーションだが、きわめて美しい。
ジャガーFタイプの特徴的なヘッドランプの中のデザインは、映画「スターウォーズ」に出てくる宇宙用戦闘機「TIEファイター」に影響を受けているらしい。パネルがジャマで視界が悪く、撃墜されるより味方同志でぶつかって壊れる事が多い帝国軍のやつだ。
ここまで美しいとエンジンなんてどうでも良くなるが、ちなみに3.0リッターV型6気筒スーパーチャージャー付きが340ps。5.0リッターV型8気筒スーパーチャージャー付きが495psだそうです。ジャガーFタイプの日本での価格はV6モデルが950万円。V8モデルが1250万円です。
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