銀行ATMなど、システムの認証はパスワードから指紋認証へと変化しています。悪い奴らは、指を切り取って持っていけば良いと考えているようで、指紋認証も抜け道が用意されているようでした。そこで、と言う訳ではありませんが、指紋認証をも凌ぐ究極の人体認証システムが開発され、販売されています。
その人体認証システムは「心臓」です。「NYMI Wristband Passkey (NYMIリストバンド パスキー)」は、心臓の鼓動を登録し認証させると言う「究極の」認証システム。ユーザーはまず取り付けられた読み取りセンサーに心臓データを登録します。そのデータを専用アプリへとBluetoothで転送すれば、登録完了。後は車や家のドア、さらにはパソコンのログインもNYMI Wristband Passkeyの心臓認証で行います。ユーザーはバンドをしているだけで、OKです。
ドアやパソコンなどはNYMI Wristband Passkey (NYMIリストバンド パスキー)に対応している必要があり、現在はまだ対応デバイスが少ないようですが、セキュリティシステムなどへの転用が検討されています。心臓の動きで認証するわけですから、心臓が止まっていては話になりませんし、心臓を取り出すわけにも行きません。まさに究極の認証システムではないでしょうか。
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