米自動車誌「MotorTrend」が開催した、第3回「世界最高のドラッグレース」の映像をどうぞ。同誌が毎年恒例で行っているこの企画は、約400メートルのストレートコース(おそらく飛行場の滑走路)を最速で走り抜ける車を決定するというもの。同誌が選ぶベストドライバーズカーにノミネートされたハイパフォーマンスカー12台を集めて行われた。ヨーロッパの媒体ならニュルブルクリンクとかシルバーストーンといったサーキットでラップタイムを競うところだが、直線で勝負させるあたりが、さすが米の自動車雑誌ならでは。
「世界最高のドラッグレース」に参戦した車は…
アストンマーティン「ヴァンキッシュ」
アウディ「R8 V10プラス」
ベントレー「コンチネンタルGTスピード」
BMW「M6クーペ」
フォード「フォーカスST」
ジャガー「Fタイプ V8 S」
メルセデスベンツ「E63 AMG S」
メルセデスベンツ「SLS AMGブラックシリーズ」
日産「GT-Rトラックパック」
ポルシェ「911カレラ4S」
ポルシェ「ケイマンS」
SRT「バイパー」
と、錚々たる顔ぶれが揃いました。
中にはフォード「フォーカスST」のような場違いな車種も含まれますが(結果は期待通り)、ベストドライバーズカーの選考車両なので、速さだけのメンバーではないようです。事実、2013年のベストカーにはポルシェ「911カレラ4S」が選ばれ、昨年の「911カレラS」に続いて2年連続で911が栄冠を勝ち取っています。ネタバレですが、今回の「世界最高のドラッグレース」では12台中9位でしたので、あまり選考基準では重要視されてないみたいです。
ちなみに第1回は日産「GT-R」、第2回はランボルギーニ「アヴェンタドール」が優勝しています。映像の最後では全マシンのエンジン音が堪能できるので、そちらも楽しめます。