コルクを抜かずにワインを注げる?

2879

ワインを飲む際、なぜかうまく栓が開かないことが多い。ひどいとコルクが粉々になり、ボトルの中に落ちていく。あるいは、抜かなければならないコルクを、よりいっそう中に押し込んでしまう。そんな瞬間のがっかり感たるや…。

そのめんどうなプロセスを全部請け負ってくれるのが、「Coravin System(イージーワインオープナー)」。太めのニードルを、ボトルのトップから突き刺せば完了。なんとボトルトップのホイルを外すことすらも端折ってしまえるという。つまり誰にでも簡単にワインを飲む準備ができるのだ。あとはグラスを用意してCoravin Systemのトリガーを引いて注ぐだけ。

肝心のアエラシオン(ワインを空気に触れさせる)は、ニードルを刺した時にボトル内に空気を送り込むので、同時に完了しているという素晴らしさ。飲み終わった後は、そのままニードルを抜けば、コルクなので自然と穴は塞がる。

「誰にでも簡単」と言う場合、実際には簡単じゃないことが多々ある。Coravin Systemは便利というよりも気が利いてる。今までしていたのはなんだったんだ?と思えるほどだ。

 

この記事をシェア
0 0
記事のタグ