スキャンしてカロリーや添加物をチェック出来るデバイス

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2013年末、外食業界の相次ぐ誤表記事件が発覚しました。キャビアと表記し提供していたものが実はトビウオの卵であったり、フレッシュジュースが実は普通のジュースであったり、霜降り肉が牛脂注入肉であったり。発覚した某ホテルは「あくまでも誤表記」と突っぱねているようですが、実際のところは言わなくても皆さんお分かりでしょう。こういう事があると、なにも信用できなくなります。スーパーで売られている食材の成分やカロリーも実は全然違うのではないか?と。特にカロリー表記に関しては「あれは嘘」と主張する方もいらっしゃいます。正直、真相は調べていないのでわかりません。

食材や食品のカロリーを自分で計測することが出来れば、このような心配もなくなります。「TellSpec (テルスペック)」は食材や食品をスキャンするだけで、成分やカロリーを割り出す事の出来るデバイスです。成分と言うとわかりにくいかもしれませんが、現在不安が高まっている放射線量や食物アレルギーを引き起こす可能性のある有害物質や食品添加物を表示することが出来ます。ユーザーはこの情報をもとに、自分の体質に合っているか、合っていないか。有害が無害か、カロリーはいかほどを判断することが出来ます。

TellSpecで取得したデータはスマートフォンのアプリへと送られ、データベース化することも可能です。TellSpecは原因不明の病気を患った娘を救ったIsabel Hoffmannさんによって開発されました。彼の娘さんは、謎の病気に苦しめられていました。その病気の原因は、寝室のカビによるアレルギーだったのです。Isabel Hoffmannさんは、娘を救うために数多くの病院を訪れましたが、明確な答えを出す医師とめぐり合うまで苦労したのです。そして、彼は他の子供に同じような思いをさせないためにTellSpecを開発しました。

indiegogoでの資金募集は目標金額を超える日本円にして約4000万円を集め、すでに終了しています。世界の悩める子どもと親がTellSpecを待っています。

 

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