雨の運転は視界が悪く、運転しづらいものです。水滴がフロントガラスに付く上に、ワイパーが行ったり来たり。本当に邪魔ですよねえ。自動車にワイパーがあるのは当たり前。我慢するしかありませんでした。マクラーレンはそのワイパーを無くそうと研究を重ね、開発にこぎつけたようです。
マクラーレンが目をつけたのは、戦闘機でした。最近は戦闘機にワイパーが付いていないようなのです。マクラーレンはなぜ戦闘機にワイパーが付いていないのか、調査を開始。その秘密は超音波であることをキャッチします。戦闘機のフロントガラスは超音波を流しフロントガラスを振動させることにより、水滴を落としているようなのです。マクラーレンはその超音波技術を自動車に転用し、「超音波フロントガラス」の開発を始めています。
開発はかなり難航しているようです。超音波をどこからどのように流すのか、その辺が難しいようです。詳細は企業秘密で公開されておらず、どのような仕組みになるのか不明ですが、専門家はフロントガラスの脇に付けることになるだろうと話しています。マクラーレンは2015年までにワイパーのない超音波フロントガラス搭載車を販売したいと話しています。
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