フィアットはフェラーリ、アルファロメオ、マセラティなど名だたる自動車メーカーの親会社である。創業当初は飛行機やトラクターを製造する会社であったが、その後自動車メーカーへシフト。現在へと至っている。フィアットとフェラーリが資本関係にあることは、意外と知らない人も多いのではないだろうか。しかもフィアットとフェラーリは同じエンジンを共有していた時期があるのである。
共有していたエンジンとは、ディーノV6エンジンだ。男色ディーノではない。フェラーリでディーノと言えば、フェラーリ初のミッドシップスポーツカー「フェラーリ・ディーノ」である。ディーノとはエンツィオ・フェラーリの長男アルフレード・フェラーリの愛称と言われている。そんなディーノV6エンジンを搭載しているフィアットが「フィアット・ディーノ (Fiat Dino)」なのである。
Youtubeでは1968年型フィアット・ディーノ・スパイダーの走行動画が公開されている。60年代のアメリカらしいクラシカルなデザインとディーノV6エンジンのギャップが見ていて面白い。フェラーリ好きでも楽しめる事だろう。
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