廃墟は、何処かもの悲しいものである。日本では廃墟ブームとか言うのが起こり、廃墟に人が押し寄せ略奪などを行うなどの無法行為を繰り返し問題となった。最も有名な廃墟と言えば、長崎県にある端島、通称軍艦島である。軍艦島は戦前炭鉱として栄えた島であった。但し、労働環境はあまり良くなかったらしく、「監獄島」の愛称もあるほどであったと言う。遠目から見ると戦艦「土佐」にそっくりで、アメリカ軍が戦艦と勘違いして砲弾を打ったと言う逸話がある。現在軍艦島は一部が観光ルートとなっているそうだ。
アメリカ・デトロイトにも廃墟がある。かつてキャデラックやロールスロイスなどと肩を並べる自動車メーカーであった「パッカード社の工場(Packard Plant)」だ。パッカード社は販売した自動車のトラブルが続き、1958年に自動車製造から撤退している。パッカード社工場は1956年に閉鎖され、現在でもそのままになっているのだ。
そんなパッカード社の工場をダートバイクで走りまくっている動画が公開され、物議をかもしている。この動画は全てAr.Droneで撮影されたものなのだとか。それにしてもわざわざパッカード社の廃墟に行くこともないのでは?と思うが。日本だったら批判の嵐かも。
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