微小な200万個の鏡が、飛躍的に鮮明なビジュアルを映し出す

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メガネタイプの、いわゆるヘッドマウントディスプレイは珍しくない。だが、この「Glyph (グリフ)」ほど鮮明な画像を映し出すものは珍しい。Glyphは、軍用技術を利用した網膜投影型のヘッドマウントディスプレイだ。

gigamen_Glyph01

Glyphに入力された映像は、1度、低パワーのLEDで前面(メガネならばレンズがある部分)に光として出力される。その光が、微小な100万個の鏡に反射されて、網膜上に像を結ぶ。ちなみに、両目分を合わせると200万個の鏡。

この方式のどこが凄いかというと、飛躍的に高い解像度を実現できること。スクリーンディスプレイのように、四角いピクセルが何となくわかる、なんてことがない。また、左右の目に完全に別の映像を映すことができるので、3Dの立体感が飛躍的に高まるとのことだ。

gigamen_Glyph

「目に悪そう」という声も聞こえてきそうだが、そんなことはないらしい。目にかかるストレスはむしろ少なく、プロトタイプを数時間試用したユーザーの気分が悪くなったり、目が回ったりするということもなかったとのこと。

参照元:Glyph
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