「Piaget Altiplano Scrimshaw Watches(象牙細工時計)」である。文字盤を見てほしい。一見すると映画「インディージョーンズ」に出てきそうな地図が描かれている。この地図は、金銀財宝が太古の昔から眠っている場所を示しているのかもしれない。
そんな雰囲気を醸し出す文字盤は、なんとマンモスの象牙でできているのである。4万年前まで生存したといわれるマンモスの象牙に東半球の地図が彫り込まれているのである。茶褐色とモノトーンで描かれた世界地図は、彫刻家の手による繊細なグラデーションが施されていて、実に神秘的である。
マンモスは、約500万年前に北アフリカに誕生し、約4万年前に絶滅したと見られている。絶滅の原因は諸説あり、氷河期の影響でマンモスの食糧であった植物が絶滅したことが原因であるという説や、人類が捕獲し尽くしたために絶滅したという説もある。いずれにしても4万年の時を隔てて現在に残るマンモスの象牙は、巨大な牙をもつマンモスの息づかいを感じさせるものである。
Piaget Altiplano Scrimshaw Watchesは、ローズゴールドとホワイトゴールドの2色を取りそろえて38mmのケースに納められている。Piaget Altiplano Scrimshaw Watchesを是非腕に巻いて、4年前からの時の経過に思いをはせてほしい。
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