スイスの「Rinspeed (リンスピード)」がジュネーブモーターショーに出展した「XChangE」は「テスラモデルS」をベースに開発されたSFチックなコンセプトカーだ。自動運転に切り替えて、前席を回転させるとミニバンの回転対座シートのように、後席と向かい合わせになり、ビジネスクラス並みのゆったりキャビンが出現する。
運転席にいたっては、ステアリングの位置を左右に移動できる。また、HTML5を使ったハーマン製車載インフォテイメントは、ジェスチャーでもコントロールできる。・・・・らしい。
XChangEは大変贅沢なクルマで、自立走行で走るクルマに後ろ向きでリラックスできる時代がいつくるかは別として、ドライバーを雇って後席でくつろぐ現在のセレブ達は、あえてこのクルマを欲しがるだろうか。いや、セレブの考えは我々の考えつかないものだから、ドライバーも後ろ向きでリラックスさせてもらえるのかも。にしても「テスラ」のボディより快適なボディサイズのクルマがあると思うのだが。
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