2008年のパリ・モーターショーで発表されたフェラーリのFR駆動2+2モデル「カルフォルニア」。デビューから5年半を経て車名を「カルフォルニアT (California T)」と改めるとともに大幅な改良を行った。
車名に追加された「T」が意味するのは、ターボエンジンの採用だ。カルフォルニアTには、新開発の直噴V型8気筒3,855ccターボエンジンは、従来型より440ccのダウンサイジングしながらも、最大出560ps/7500rpm、最大トルク77kgmを発生し、リッターあたりでは145psを誇り、従来型を上回るパフォーマンスを見せ、最高速は316km/h、0-100㎞/h加速は3,6秒となっている。
最新フェラーリ、タッチスクリーン等のインテリアにも注目
大きく変更されたカルフォルニアTのエクステリアデザインは、伝統的なフェラーリのフロントエンジンGTスタイルを踏襲しながらも、ピニンファリーナとの共同作業により、優れたエアロダイナミックとフェラーリの最新デザイン言語を反映させたものになっている。また、インテリアには新たなインフォテイメントシステムに対応する6.5インチの高画質タッチスクリーンモニターを新採用している。
また、リトラクタブル・ハード・トップ(RHT)によって、カルフォルニアTはシックなクーペスタイルからわずか14秒でスマートでスタイリッシュなスパイダーに変身する。日本での販売価格は2,450万円です。
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