職場における昼休みの会話
部下A「Googleの次期OSであるAndroid4.5コードネーム「Moonshine」のデザインの一部がリークされたようだね。基本的なデザインは変わらないような気がするけど、全体的にフラットになっていると評価されているようだよ」
部下B「フラット化はiOS7でもあったけど、どうして同じ傾向をたどるんだろう?」
部下A「やっぱりマネしているんじゃないの。売れ筋のマネをするのは商売の基本だからね。まあ僕はiPhoneだから、Android4.5にはあんまり興味はないけどね」
上司「Android4.5の話かい?AndroidとiOSは常に切磋琢磨しているからね。独自の道を歩んでいるようでも、お互いに意識しているものさ。ところで、売れ筋をマネするというのはある意味商売の基本だ。
フラット化がユーザーにウケたとすると
やっぱりフラット化路線に加わっておく必要があるんだ。一般論で言えば、ある業者が特定の商品について業績を上げているとする。もし、その分野に他の業者が入り込んでいかないとすると、その分野は最初の業者の独占状態になってしまうわけだよ。
タイミングを逃してから押っ取り刀で乗り込んでも、今頃何しにきたのという感じでユーザーから拒否されてしまうんだ」
部下A「確かにスマートフォンの世界に限らず、紳士服でも、家電でも同じ現象が起きていますね」
上司「自分がiPhoneだから興味がないなんて言っているようではダメだ。そこにあるビジネスの本質を見抜こうとすることが大切なんだよ」
部下AB「はい、分かりました」
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