子どもの頃、家の中の狭いところに身を置き安心した記憶はないだろうか?一説では、それは胎内の記憶だとも言われている。大人になってしまうとあの時の漠然とした感覚が妙になつかしくなったりもする。
自分だけのシークレットベース
ふとした瞬間に一人になりたい、あるいは気兼ねせずにちょっとウトウトしたいなんていう時もある。「Cacoon」は「テントでもハンモック」でもない、自分だけのリラックススペース。
円錐型のシルエットの真ん中に入ってみると、なんとも言えないなつかしさと安堵感が体中に広がっていくのが感じられる。外から全く遮断された空間ではないのに、リラックスできて居心地のよさに驚く。
大人が足をのばして寝ても十分なサイズだ。そう、これはまさに現代人のための「コクーン(繭)」でもある。こもることが、こんなにも心地よかったとは…。
予定のない雨降る休日に、つかの間、子どもの頃に戻ってCacoonの中で一人ゆっくりと時間を過ごしてみるのもいいかもしれない。そう、ちょっとしたチルアウトに…。
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