名勝負も凡戦も相手次第だと実感する。
夢の対決ともいえる、世界最高級車vsスーパーカーという接近した高性能のクルマ同志の対決は見応えがあり、まさに名勝負となりますが、マッチメイクの相手を間違えてしまうと、どこで興奮したらいいのかわからないほどの凡戦になりえます。
そんな視点からスーパーカー対決映像を選んでみました。これは名勝負?あるいは凡戦?10位から6位として発表します。
第10位 対戦相手を間違えると退屈することもある。
「GT-R」と加速対決に挑む「ヒュンダイ・ジェネシス・クーペ」は300psを誇る韓国製スーパーカーの代表。北米ではけっこう売れている車種だ。スタイリッシュなクーペスタイルはなかなかオシャレ。でもこの対決はどうみてもミスマッチだった。
第9位 勝手にやってチョーダイ。
「ブガッティ・ヴィロン」VS「ケーニセグ・アゲーラSハンドラ」というこの手の映像でしか見られないクルマの映像です。両車とも1,000馬力オーバー最高速度が400km/h越えのモンスター対決は迫力満点。
特にこのスペックで後輪駆動そして1,330kgの軽量を誇る「ケーニセグ・アゲーラSハンドラ」の速さは異常。スーパーカーなんて必要あるのかと思うけど、ここまで来ると、「ま、いいか。」と納得してしまう。26分ほどのチョット長い映像ですよ。
第8位 メルセデスの前で見せつけたランボVSフェラーリ対決
紹介するのは2014年1月にイギリスのエジンバラ空港の滑走路で行われたドラッグレース「Race THE RUNWAY」というイベント。このイベントはメルセデスがチャリティのために開催したもの。
参加車両は多すぎて紹介しきれないぐらいで、対決もメルセデスVSフェラーリや、メルセデスVSポルシェといったホストであるメルセデス絡みの対決が多いのですが、最後に紹介されている「ランボルギーニ・アヴァンドールLP700-4VSフェラーリFF」が圧巻。
V12サウンドが響き渡り、メルセデスが霞んでしまうほどの迫力である。主催者側もメルセデスを走らせるよりも、このイタ車対決の方が盛り上がると判断した企画だ。
第7位 伝統と革新の対決はゴールまでの距離が決め手
EV車「テスラ・モデルSパフォーマンス」VS「BMW M5」の対決。スペックの上では4.4LV8エンジンを搭載する「BMW M5」が上回り、最高速勝負なら圧倒的に有利だが、今回は加速勝負。
61.2kgmのトルクを誇る「テスラ・モデルSパフォーマンス」のEVならではの加速もあなどれない。ミシガン州「ジンジャーマン・レースウェイ」でのドラッグレースだ。
第6位 EVの普及には相手を選ぶのが得策
「テスラ・モデルSパフォーマンス」はドラッグレースでのパフォーマンスに意欲的だ。EV車の普及には、古尾タイプの化石燃料車に勝たなくてはいけない。そのためには勝利が絶対条件だ。
今回の相手は「ダッチ バイパー・SRT10ロードスター」というモンスター。V型10気筒8.3Lのビッグエンジンは500psを発揮する。このモンスターマシンに勝てば鼻が高い。
米国の「パームビーチ・インターナショナル・レースウェイ」で開催されたドラッグレースイベントにて、車載の後方カメラの映像です。
以上、世界最高級車vsスーパーカー対決2014 ベストテン 10位から5位でした。
続いて、5位から1位は下記からどうぞ!