英国のアリエル・モーター・カンパニーが製造するのが「アリエル・アトム」だ。その最新版が「アリエル・アトム3.5R(Ariel Atom 3.5R)」だ。乗用車ではあるものの、その構造はレーシングカーそのもので、車両重量は612kgにすぎない。
ドライバーやエンジンはもとより、フレームまで剥き出しでボディらしきものが無いスパルタンなデザイン。ドアさえ無いため、当然内装というべきものも存在しない。
パドルシフトの採用がポイント
従来の「アトム3」に対して、エンジン・チャージクーラーの採用した「ホンダ・シビック・タイプR」のものを採用。パワーアップしたエンジンに、新たにサデブ製6速のパドルシフトを装備。
プッシュロッド・サスペンションにはオーリンズ製の専用ダンパーを装備した。パドルシフトは、早い操作性とドライビングの容易さのために需要があるとしている。
ちなみに「アトムV8」というシリーズは、「ケータハムRST-V8」用の3.0LV8エンジンを搭載し、500PSを発生。パワーウェイトレシオはF-1並みらしい。
アリエル・アトム3.5Rの注文はすでに受け付けられており、デリバリーは2014年夏とされている。価格は約1,380万円だ。
記事元:GIGAMEN
参照元:Car Magazine, Ariel Motor
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