1月にアメリカ・ラスベガスで行われ、全世界の家電メーカーがその技術力を競った「国際家電ショーCES2012」。そんなCES2012だが、奇抜で思わず「?」とツッコミを入れたくなるような物も出展された。
まずこの次世代電動一輪車「Solowheel (ソロホイール)」。持ち運び可能な一輪車で自動平衡感覚機能を持っていると言う。安全な乗り物であると製造元のInventistは主張している。
CES2012で記者のSam Byford 氏がSolowheel を試乗して見た所、女子社員の「Good! Good!」の掛け声もむなしく、三菱自動車ブースの車に衝突。勝利の鬼神が激怒したとかしなかったとか。
さらにもう一度挑戦すると、今度はブースをぶっ壊してしまった。ブースにドリフのように人の形が出てしまったかどうかは不明だが、Sam Byford記者は恐怖体験を根に持ったのか「死のSolowheelに乗った」と語っている。
次にioSafe社は100万ボルトの電流をHDDとSDDに流しても大丈夫と言うアピールを行った。
このスターウォーズに出てきそうな格好の紳士が蛍光灯で宇宙人と戦っているのかと思ったが、そうではなくわざわざ電流をHDDに当てているのである。電流を浴びてもHDDは動作したのでアピールは成功。「百万ボルトでもだいじょーぶ!」と言うわけだ。
それにしてもHDD以前にこの紳士に生命の危険が及んだ場合、ioSafe社はどうするつもりだったのだろう?来年は危険な事は止め、HDDの上に物置を乗せ、100人乗っても大丈夫かアピールして欲しいものである。
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