お持ち帰り用のパッケージといえば、プラスチックやスチロフォーム、防水加工したペーパー袋などが一般的。そして、その多くは、店のロゴが付いていたりする位のシンプルさでそれ程特徴は無し。使用後は、燃えないゴミとしてポイ。エコとは対極の存在。
そんな中、こんなお持ち帰りBOXを発見!
これは、スウェーデンのグラフィックデザインを勉強しているカールソンさんが考案したもの。お持ち帰り用の入れ物とは思えない、かわいいお出掛けバッグにも見えるスタイリッシュなデザイン、しかも、自然に優しいんです。
ヨーテボリの「KINO」 という菜食レストラン用に作られたのですが、メインのおかず用、サラダ用など3タイプのサイズが用意されています。外側は無地のソフトなピンク。取っ手も付いていて持ち運びもラク。大きいサイズに小さいものを重ね持つこともできて、開け閉めもラク。
その上、箱には、ミシン目が付いていて、開ければプレートに大変身!しかも、中からは、カラフルでポップな柄がお目見え。KINOの文字とかわいい野菜のイラストが描かれてます。これなら、お持ち帰りにして、陽だまりの公園でランチしたくなりますね。
で、なにがエコなのかと言えば、この箱、でん粉を使用した紙から出来ているから。食べ物の水分を余り吸収せず、電子レンジでの使用も可。なによりも、堆肥にできる素材である事。「土に返る」この点が、カールソンさんがこだわり、胸を張ってアピールするポイント。
最近は、ゴミの分別の一種に「食べ物と堆肥に出来るもの」というのがあるそうで、エコにこだわる店では、このような容器の使用が増えているそうです。是非、日本でも広まって行くといいですね。
参照元:KINO
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