ミッドセンチュリーデザインの真骨頂ともいえる作品の数々を世に生み出した、もはや説明不要の有名デザイナー、チャールズ&レイ・イームズ。
彼らの代表作でもある『ラウンジチェア』シリーズへのオマージュとして、フランス人アーティストOra-Ïto氏はスポーツウエアメーカーのナイキをモチーフとしたシューズを企画しています。
その名も『Nikeames(ナイキームズ)』
ハーマンミラーから1956年に発売されて以来不動の人気を誇り、“イームズ”と称され親しまれているイームズ夫妻のデザインした同チェアセットからヒントを得たNikeames(ナイキームズ)。
ベースとなる黒のゴアテックスに、ダークウッドのパネルをアッパーとヒール部に配置。底部は薄いゴム製でできているそう。
チェアの原作者チャールズとレイ・イームズ夫妻は1978年と1988年にそれぞれ他界していますが、Ïto氏は「彼らの作品は現代においても非常に現代的である」といい、続けて「彼らは亡くなってもなお、とてもおもしろくクリエイティビティである」と語っています。
偉大なデザイナーへの尊敬の念を表現する方法としてシューズを選んだ彼。実際に発売に至るかどうかは現段階では不明だそうですが、ナイキファンだけでなくイームズ家具のファンをも虜にしてしまいそうな渋かっこいいこちら。是非商品化してほしいですね。
参照元:Dezeen
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